未経験者対象のコースです。タイハーブを数種類ブレンドし布でくるんだハーブボールをスチームし、温めたボールを使ってアプローチする手法を学びます。タイの中でも高級なマッサージ店では、タイ古式マッサージの施術に含めて行うこともあります。ですから、タイ古式マッサージ経験者にもおススメのテクニックです。
タイでは天然ハーブのことを「サムンプライ」といい、ハーブを布でくるんだ状態のものを「プラコップ」といいます。さまざまな言い方がありますが、ハーブを使用した施術法は、高級スパリゾートでは人気メニューとして定評があるもので、タイ古式マッサージにオプションとして使用されたりもします。筋肉の緊張は、もみほぐすか、温めるかの2種類の方法で緩めることができますが、ここでは、ハーブを使った温熱療法を学びます。鍼灸の治療においても、ツボに対する熱効果を用いて施術を行いますが、ハーバルセラピーにおいても、同様のソフトな効果を期待することができます。またハーバルセラピーでは、温熱効果以外にも天然成分が肌に潤いをもたらし、ハーブボールの形状を利用して、筋肉に対しての直接的な圧迫を行うことも同時に可能ですから、より効果的な施術ができます。
創始者であるシヴァカ・ゴマラバートがマッサージとサムンプライを組み合わせての治療を行ったのが始まりで、それから2500年もの歳月をかけて改善を重ねながら今に伝わっています。患者の症状によって、マッサージだけ、あるいはサムンプライだけ、あるいは両方を併用したりと、とタイ方医薬においては、マッサージとサムンプライは切っても切り離せない関係にあります。 サムンプライを布に包み、玉にします(プラコップ)。これを蒸し、熱々ところを温度調節しながら体のセンに沿って押し当ててマッサージを行います。ショウガ・ウコンなど数種類のサムンプライをブレンドしたプラコップを使用します。「蒸したプラコップを肌に当てることによる温熱効果」、「清々しい香りによるアロマテラピー効果」、「エネルギーライン・センに沿ってプラコップを押すことによるマッサージ効果」、「ハーブの薬効効果(皮膚から浸透する)」 など、ハーバルセラピーには素晴らしい効果があります。
・サムンプライの有効成分をすぐに洗い流さないよう、マッサージ後数時間は入浴・シャワーを控えてください。
・サムンプライの薬草成分により、黄色い色が肌に着く可能性があります。服や下着は汚れてもかまわないものor着替えをお持ちください。 。
・サムンプライを直接肌に当てますので、敏感肌の方(以前化粧品等で肌荒れを起こされたことがある方等)はご遠慮ください。なお、やってみたいけど心配・・という方には、事前にパッチテストを行うことも出来ます。ご相談ください。
・痛みや赤み等熱を伴った持った腫れのある箇所がある場合はお受けできません。
施術法自体はそれほど複雑なテクニックではありませんから、オープンカレッジのレッスンとして最適な講座となっています。タイの天然ハーブで心も身体も芯から温まる、ロイヤルリゾートスパのスタンダード手法は、鍼灸に通じた温熱療法。リゾートスパの温熱セラピーは、ハーブボールを使った伝統トリートメント。オリエンタルの伝統セラピーは、歴史に育まれただけあって効果抜群。しかし、それは意外と簡単にできるテクニックだった・・・プロもアマも使えるその技は、確実に幅を広げます。
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