未経験者対象のタイ古式マッサージ・バンコクスタイルは本格的なタイ古式マッサージを学ぶベーシックコース。約2時間までの施術ができるようになります。修了後には、タイマッサージ塾総本部より修了証が発行されます。なお、このコース修了後にはTTMA公認プロセラピストC級資格の受験が可能です。合格してTTMAセラピスト会員に登録すれば、サロンでの勤務が可能。修了証とは別にTTMAよりプロ認定証が発行されます。さらに日本全国網羅の事故補償制度の適応を受けることができます。
「ふたりでやるヨーガ」とも言われるこの技法(マッサージ)は、 指圧、整体、気功などの東洋医学的要素に ヨーガのポーズ、ストレッチが加わったもので、 ゆったりしたテンポから得られる深い呼吸と瞑想から 「怠け者のヨーガ」「世界一気持ちの良いマッサージ」とも評価されています。
タイ古式マッサージの起源は2500年前のインド北部。 仏陀の友人であり主治医でもあったシバカ・ゴーマラバットが創始者とされ、 それから2500年の長い歳月を経てヌアボーラン(タイ古式マッサージ)として確立、 今日に至っています。
仏教文化と共に寺院を中心に伝承され発展してきたこの技法は、 仏教国タイの伝統文化として同国に広く日常的に浸透しています。 近年はタイ政府衛生省が医療行為の一環として振興にあたり、 国家的な医療機関で採用され、全世界的に注目されるようになりました。
タイ古式マッサージを手短に説明するとこうなります。 人間のからだには72000本の「セン」と言われるエネルギーライン (経絡に似た生命エネルギーの通路)が流れています。 そのうちの10本が特に重要なものとされており、 特に脚部に多いこれらの「セン」に働きかけることでエネルギーの流れを良くし、 身体を活性化させます。
からだに溜まった老廃物を排出し(凝りを取る)、血流、リンパの流れが良くなり、 筋肉の柔軟性を増すための老化防止。 深い呼吸でのリラックス効果による自律神経のバランス調整。 骨格、骨盤のゆがみを調整することで神経痛、関節痛、内臓機能低下などの軽減。 慢性病の予防などが期待できます。
ここでは、未経験者から、本格的なタイマッサージのひととおりの流れとテクニックが十分にマスターできます。タイ古式マッサージの定番的な存在、バンコク周辺エリアで行われている最もポピュラーな手技を基礎から学びます。指圧的なテクニックとヨガの流れをくんだタイ古式マッサージですが、凝りをほぐすのに有効なテクニックを多く含んでいます。タイ本国では、危険であるとの理由から、ここ数年は本来のテキストから大胆な技を省いて指導が行われているようですが、当校では徹底した安全管理のもとで、本来のスタイルをもれなく指導させていただいています。
基礎段階では、では、セン(エネルギーライン)に対する正確な圧迫が欠かせません。ラインどりだけでなく、圧の方向やタイミング、筋肉の大きさによる部位ごとの深さなどが、上手に施術を行う上でのポイントです。上級までの上達を目指すには、基本をしっかりとマスターするのが一番の近道。
バンコクスタイルコースでは、タイ古式マッサージの総本山とも言われるバンコクのワットポーのスタイルをベースにしたもので、ひととおりの施術で約2時間~3時間の所要時間が必要となります。手の使い方~ワーイの意味、簡単な歴史やストレッチテクニックの解説までを学んでいただきます。このスタイルは主にタイのバンコク、および南のエリアで行われているスタイルで、指圧的な圧迫とストレッチテクニックがミックスされたものです。仰向け~横向き~うつぶせ~仰向け~座位までの完成された流れで、レシーバーのコリをほぐし、筋肉の緊張のみならず、精神のリラックスまでの効果があるとされています。 |